最近、”ロスジェネの逆襲”を読んでみました
最近、”ロスジェネの逆襲“を読んでみました。
この本は、”半沢直樹”の原作“オレたち花のバブル組”、”オレたちバブル入行組”の続編です。銀行から証券に出向になった半沢直樹が、またまたひと暴れします。今回は、企業買収を背景にした半沢直樹の活躍を描いています。これまでテレビ中心で、原作本を読んだことがなかったので正直分からなかったんですが、このストーリー、実はビジネス本なんですね。というのも、今回の背景に流れている買収や資本市場といった金融知識を、このように読み応えのあるフィクションを通じて理解できますし、なにより、企業組織のなかで、上司が担う役割やスタンスって何なんだろうっていうところを学ぶことができたような気がします。とかく、上司の意向や人事政策などに流されていく現実社会のなかにあって、本来、社会人って、何を目的に仕事をしていくべきだろうか、っていうテーマに対して、真正面から向き合っている作品だと思います。自分のために働く前に、顧客のため、社会のために正しいと思うことを自分なりにやっていく、という基本感が大切なんだな、っていうことを思い出させてくれた一冊です。この原作を、あのテーストで映像化したら、きっと面白いと思います。楽しみ!!
【楽天ブックスならいつでも送料無料】ロスジェネの逆襲 [ 池井戸潤 ] |
【楽天ブックスならいつでも送料無料】オレたち花のバブル組 [ 池井戸潤 ] |
【楽天ブックスならいつでも送料無料】オレたちバブル入行組 [ 池井戸潤 ] |
ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。