最近、”逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法”を読んでみました
最近、 “逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法”を読んでみました。
山口の山奥になる”旭酒造”と言えば、日本酒好きなら知らない人はいない「獺祭」の酒蔵ですよね。いまだからこそ、そんな紹介の仕方ができますけど、この本の著者である酒造の桜井社長が、この酒蔵を先代の父親から引き継いだ時は、本のタイトルにもある通り、まさに何もないなかからのスタートだったそうです。そんな酒蔵が、杜氏制度に依存しない社員による酒造り、吟醸酒だけにフォーカスした酒造り、そして、地元をマーケットとせずに一気に東京をメインなマーケットと位置づけて販売を進めた酒造り、どれをとってもメチャメチャ、”THINK DEFFERENT”な発想とアプローチ。この本を読み進めていくほどに、こうした社長の拘りがヒシヒシと伝わってきて、とっても楽しく読むことができましたし、こういったタイプの経営者が一人でも多く日本の企業を引っ張っていってくれたら、って思った次第。ちょっと余談になりますけど、確か、我が家が初めて獺祭を見かけたのも、都内は赤坂にあるお寿司屋でした。ま、その時、お酒の名前のラベルを”だっさい”と読めず、お店の大将に聞いた記憶があるほどです。ネーミングでガツン！そして、お酒の美味しさでガツン！と、我が家でもお気に入りのお酒のひとつです。こういった美味しいお酒を杜氏さんなしで製造するって、とっても感銘を受けています。実のところ、杜氏さんの高年齢化は、どの酒蔵でも共通の経営課題だと思います。そういった課題の解決策のひとつとベストプラクティスとなれば、この先も、美味しいお酒を飲み続けることができるんですけどね。オススメ！！
【1000円以上送料無料】逆境経営 山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法／桜井博志 |
JAL国内線ファーストクラス起用 モンドセレクション金賞受賞蔵【楽天スーパーSALE 201403】… |
旭酒造獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 1800ml |
ホームページ”THE POOH FILES”にも是非お立ち寄り下さい。
大事なデータは @Dropbox でどこからでもアクセス。2 GB アカウントが無料! “http://db.tt/z26mNwPo”
