最近読んだ本 “iPhoneアプリをプロデュース iOS SDK5”

最近、”iPhoneアプリをプロデュース iOS SDK5“を読んでみました。

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この本では、iOSアプリを開発して、ITunesストアで公開するまでのプロセスを、綺麗な写真入りで丁寧に説明してくれています。これから、iOSアプリ開発に挑戦したい初心者の方々にはオススメの一冊です。ちなみに、公開に向けてのおおかまな手順は解説してくれているものの、アップルさんとの守秘義務の都合上、iOS Provisioning PortalとかiTunes Connectといった、実際に公開するために知っておかなくてはならない技術的な内容や、アップルさんへの申請手続きの大変さ、といったところは、この本のスコープ外になっています。このあたりの内容は、別途、ネット上を検索するなどして補う必要があるかと思います。それから、iOSアプリの作り方について、何本か実際にアプリを作りながら理解するコーナーもあるんですが、プログラミ作りに関する大雑把な感触は得られるものの、実際のプログラミング技法については別途、別の書籍を参照する必要があります。また、本の解説文や目次からすると、iCloudとかStory Boardの詳しい解説も掲載されているような期待がありますが、そちらの方は、ごく基本部分だけの紹介に留まっています。というわけで、まずは、アプリを公開するまでに、どんな準備をしたり、どのような段取りがあるのかといったアウトラインを、まずは把握するといった主旨の本と考えておけば良いと思います。少なくとも、初心者の方にはオススメです。

tomohiko

長年に渡りMacintosh向けの自作アプリを作り続けているPOOHです。最近はiPhone,iPad向けアプリ開発にも挑戦中。グルメ、旅行、露天風呂、写真、サイクリング、映画、STAR TREKが大好き。レトロでSFなおもちゃを大量にコレクション。プレーリードッグと同居中。

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