最近読んだ本 “Smartphone Ads iPhone・Androidアプリへの広告の実装と管理テクニック”
最近、”Smartphone Ads iPhone・Androidアプリへの広告の実装と管理テクニック“を読んでみました。
本書は、iPhoneアプリを開発する際に、iAdやAdMobといった広告をインプリメントする方法を解説してくれています。率直に言って、iAd、AdMobいずれにしても、ネット上でサンプルコードが公開されているので、個々の広告ネットワークを実装するのに、わざわざ、こういった解説本を読む必要はないんですが、始めての方にとっては、一冊でいろいろな広告ネットワークの実装方法を理解できるので、効率は良くなるはずですね。それと、やはり日本語で解説しているっていうところがアドバンテージかも。個人的には、いろいろな広告ネットワークを切り替えることができるAdWhirlの存在を知ることができたことと、広告ネットワークが提供している様々なデータの読み方を改めて理解できた点は読んで良かったと思うポイントかと思います。ただ、既存アプリを沢山紹介して、それぞれのアプリがどのように対応しているのか説明している章があるんですが、ちょっとくどいかも、って思いました。あと、エコを考慮して、紙質をもう少し落とした方が好感度があがるかも、って個人的には感じたりしました。(それと、個人的にはAndroid編は要らないので半額にして!って思いましたけどね。)でも、全体的に、読みやすく、ツボを押さえた内容なので、広告ネットワークに対応したい向きは、一度読んでみると、実装に向けて近道ができると思います。
ちなみに、本書に掲載されているAdWhirlのソースコードをそのまま使うと、
といった具合に、ちゃんとiAdとAdMobを切り替えることができるようになりましたよ。こりゃ、便利だね。