最近読んだ本 “会計士マリの会社救出(秘)大作戦! ~経営も、恋愛も、ホント謎だらけ~”
最近、”会計士マリの会社救出(秘)大作戦! ~経営も、恋愛も、ホント謎だらけ~”を読んでみました。
社会人をしていると、避けて通れないのが会計の知識。商学部出身でもなければ、簿記のぼの字も分からないけど、長年サラリーマンをやっていると、いまさら会計の基礎を聞くわけにもいかず、正直困った思いをしたことってないですか?
この本は、双子の姉妹が主人公で、妹の会社経営を、会計士の姉が会計の知識を活かして実践の経営をヘルプするっていうストーリーの流れで会計の基礎知識を教えてくれます。売上がソコソコあるのに、なぜ経営が安定しないのかっていう疑問を、会社も中堅のアパレル会社という設定のなかで、在庫や売掛金、会計と税務の関係等、知っておくと会社生活が楽になる基礎知識を無理なく理解できるっていう仕組みになっています。しかも、単に会計の指南だけじゃなくて、恋や同僚とのちょっとしたトラブルも絡んだストーリー展開なので、肩の力を抜いて一気に読むことができちゃいます。実際、会社の通勤時間を使って読み始めたんですけど、1週間もあれば難なく読み終えることができました。いやー、面倒な会計の知識を、こういった楽しいストーリーのなかで理解できるようになるなんて、世の中変わりましたよね。やっぱり、”もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら”の影響なのかな?ま、とにかく、POOH的にはオススメの一冊です。個人的にもためになりましたしね。