最近読んだ本 “iPhoneアプリ・クリエイターズファイル”
最近、”iPhoneアプリ・クリエイターズファイル”を読んでみました。
iPhoneアプリをひとつでも多く販売するヒントが書かれているかも?っていう思いで読んでみた一冊です。
この本の前半は、実際にヒットしたアプリを開発した人あるいは会社のインタービューが掲載されています。全部で10ケースを対象にしたインタービュー記事で、これはこれで興味深い内容です。どのようなきっかけでiPhoneアプリを開発することになったのか、とか、どんな工夫をして売上を伸ばしたのかといったテーマについて、個人では聴くことができない現場の声をうまくまとめてくれています。中盤は、160に及ぶアプリのクリエータさんのリストになっています。んんん、この章はどんな主旨なのかいまひとつ分かりづらかったですが、こんなアプリもあるんだ、っていう視点で読み進めればよいのかも。ま、欲を言えば、数で勝負ではなくて、個々のケースをもう少し深掘りして、作者なりの考察をしてくれると為になったかも。後半は、iPhoneアプリをリリースするまでの準備とか、リリースした後のフォローアップ等を解説してくれていますが、ま、この本でしか読めないといった内容ではないので、この手の本を初めて読む方向けだと思います。全体的には、フォーカス度合いがいまひとつかな?って思いつつも、前半のインタービュー記事はとっても面白かったですよ。