Mac App Storeがいよいよオープンなんですね (3)
Mac App StoreがMacOS 10.6.6とともにインストールされて20日ほど経ちますけど、皆さんはそれなりに活用してますか?
POOHが個人的に一番期待していた自動アップデート?ですが、Mac App Storeを起動すれば、
ってな感じで、Dockアイコンでもアップデートの有無を確認できて、ま、便利と言えば便利。肝心なアップデート作業も、
といった具合にボタンをワンクリックすれば、以前ダウンロードしたアプリを一度にアップデートできるものいい感じかも。
ま、欲を言えば、iTunes App Storeもそうですが、Mac App StoreあるいはiTunesを起動しなくても、アップデートを自動的に知らせてくれたり、あるいは勝手にアップデートしてくれると嬉しいかもですね。ま、それはさておき、このような簡単な手順でアップデートができるようになっただけでも随分な進歩ですけどね。
さて、自作のアプリをMac App Storeで公開してほしいというご要望をいくつか頂いているところもあるので、POOHとしても、iPhoneアプリの申請が一通り済んだところで、Mac App Storeの活用も前向きに検討しようかと思っています。そんななかで、何点か気になることがあるんですけど、その主なところは、次回号のMacPeople誌に掲載されるみたいなので、そこでは字数の都合で突っ込んで語れなかった気になる点をひとつTALKしておきます。
それは、無料アプリをMac App StoreやiTunes App Storeに登録する場合のコスト。皆さんはご存知ないかもしれませんが、Mac App StoreやiTunes App Storeを開発者が利用する場合、それぞれに年会費が必要になります。ま、そのコストの高い安いの是非は賛否両論あるとして、コストがかかっているという事実は開発者にとって無視できません。加えて、Mac App StoreやiTunes App Storeで公開しようとするアプリは、ま、それなりのクォリティに仕上げないと、開発者にとってあまり嬉しくない、あの糞も味噌も一緒くたんのカスタマーレビューでズタズタになる可能性もあるので、アプリを開発するためにもコストがかかります。これも事実です。
基本感として、自分自身も出来れば無料アプリで済ませたい派なので、そうしたコストを利用者の方々に負担いただかなくても何とかなるというビジネスモデルがPOOHとしては理想。そんな思いで、去年の後半から、無料アプリをメインにして、コストはアフィリエイトでというモデルを試行し始めたわけです。ただ、先日TALKしたように、ようやく軌道に乗りつつあったGoogleのAdSenseがいきなりNG(甘いと言われるかもしれませんが、もし契約に違反したのであれば、せめて、一度ぐらい警告してくれたらと思っています。正直、いまでも、なぜ、契約を解除されたのか、その具体的な理由が分からないままです)をくらったので、思い描ていたモデルも挫折気味。後は、有料アプリ化に軌道修正するか、未体験のiAdに期待するか、といったオプションを思いつつ、どうしたものかちょっと悩んでいます。
で、言いたいことは、無料アプリに対する緩和措置ってないんですかね?ということ。無料アプリの配布なのに、年会費を負担したり、あの煩雑なアプリ申請手続きがあったりだと、正直、いまひとつ気持よくMac App StoreやiTunes App Storeを活用したいと思えない部分があったりします。ま、利用者の方たちからすると、まったく無関係なサイドの悩みなわけですが、個人の開発者って、皆さんが思っているほど、余裕のヨッちゃんで、アプリを公開しているわけじゃないっていうことは、ご理解いただけると嬉しかったりします。あ、今日のTALKはかなり脱線しちゃったね。