Windowsのマック化が進んでる?
POOHは、MacBook上でParallels Desktop 4.0 for Macを使ってWindows XPを動かしているんですけど、先日、ビルド3810がリリースになったので、これを機会に、Windows XPにiTunesやらMobileMe Control Panel for Windowsやらをインストールしてみました。
確かに、ここ最近、アップルさんって、MacOSだけに閉じたサービスではなくて、Windowsユーザという巨大なマーケットに対してもサービスを販売することに真っ正面からフォーカスしているようですよね。iTunesによる音楽や動作の販売から、今回ご紹介したようにmobilemeによるクラウドコンピューティングサービスに至るまで幅広く販売のチャンスを拡大しているのは明らかですね。
そう言えば、Windows環境では何とIEではmobilemeにはアクセスできなかったりします。
ま、確かに動作保証といった製品レベルの配慮を考えると、ソースコードを見れるブラウザじゃないと、トラブルがあった時に対処しずらいわけで、そういう意味では確かにリーズナブルなんですけど、WindowsユーザにIEを使うな、っていうのは、かなり思い切ったアプローチですよね。
いずれにしても、OSという制約に縛られないサービスの販売、っていうビジネスモデルは、今後もアップルさんの経営をしっかり支えていく大切な柱になるはず。サービスの販売チャネルとiPod, iPhoneといったコンシューマ機の拡販のコラボって、かなり素晴らしいモデルですよね。こういったビジネスモデルを考えて着実に実現してきた企業と、いつまでも過去の栄光にしがみついていた企業の差が、ここ半年ばかりの間、顕著に結果が出てきているのかも?