今日も静岡 (2)
何とか予定をこなして帰宅。ふう。
まずは、病院に行って、本人と話しをして、退院後の新しい暮らし方について、本人の快諾とともに決定。退院後は、高年齢者専用のマンションに引っ越すことにしました。ここに至るまでには、いろいろな施設を見学したり、施設の違い等を、病院の地域医療専門のナースから勉強したり、紆余曲折があったわけですが、何しろ本人のプライドも大きな要素として配慮し、所謂、老人ホームではなくて、あくまでも自立介護を前提としていて、かつプライバシーを最大限守れて、かつ食事をはじめとする生活全般のケアをしてくれるマンションタイプの居住スタイルにした次第。加えて、周囲の人たちも、訪ねてくれそうなロケーションで選定。で、今回は、とってもラッキーなことに、出来て未だ1年も経っていない、とっても綺麗なマンションを見つけることができたので、本人とも相談のうえ決定。
で、本人と話しをした後、マンションを運営している会社のマネージャさんにお願いして、ケアマネージャさんをはじめ、今後、本人の介護をしてくれる方々に病院まで来てもらい、本人の今後の生活計画を立てるために必要な情報を面談形式で収集。で、いろいろなことをヒアリングして、マンション側の関係者も納得してもらったうえで、ようやく契約。
ま、ここまで来れば、後は病院を退院して、新しい生活の場となるマンションに引っ越すことになるわけですが、マンションというだけあって、基本的には生活に必要なものは全て入居者が揃えなくてはなりません。そんなわけで、実家から持ち込むものを整理したり、それだけじゃ足りない電化製品を買い足したりして、東京に戻ってきました。
実家から持ち込むものは専門の引っ越し業者さんを調達、買い足した電化製品は量販店から搬送。後は、退院した時、病院から本人を搬送する交通手段を現在調達中。電話は同じ電話番号で新しい部屋に移設、新聞は引っ越しの翌日から配達、といった調整も一通り完了です。後は、明日、都内近郊のホームセンターに行って、一般生活に欠かせない諸々を調達する予定です。
退院は来週の週末に決定したので、それまでに、新しい部屋のセットアップをしておく必要があるので、多少、仕事を休んで準備作業を済ませておかねば。ま、いろいろなことを準備しなくてはならないので、まだまだ気は抜けない状況ですが、少なくとも、安心できる生活空間を用意できたことは大きな収穫と言えます。ま、本当ならば、本人が倒れる前に、こういったことを準備できていれば、もっと事はスムースに運んだはずですが、こればかりは、本人の体調が良いうちは、なかなか理想どおりに進められるような性格のものでもないので、実際は事が起きてしまった後、バタバタと判らないことだらけのなかで最善の結果を出すべく、クタクタになりながらも準備するしかないかも。現実はね。
後、余談ですけど、こんな感じで我々夫婦がドタバタしているなか、親戚一同、次は自分のことと思ったのか、どんなことをしなければならないのか、一体、どのような施設やサービスがあるのか、興味津々の様子。そんなわけで、要所要所で、いろいろと口や手を出してくるので、そういった外野の整理も、このドタバタのなかでやらなくてはいけなくなるので、いろいろと面倒だったりします。ま、この点についても、それが現実なのですけどね。