私は「カーキチ」ではない。(カーキチ:昭和の言葉で「車にのめり込んで気違いじみた人」のこと ^^;) むしろ車には全く興味はない。そんな私がオバサンになってから免許をとった。金髪のヤンキー君達に混じって教習所に通った。彼らは、仮免の段階で、すでに片肘を窓枠に掛けての片手バック・・・恐るべし・・その動物的な感覚に恐れ入った(°_°) しかし彼らは、学科で落ちまくり、結局 運転がへただったオバサンの方が早く卒業できた。新品の免許証を受け取ったその日、家から一番近いディーラーに車を買いに行った。ネギの葉っぱが飛び出した買い物袋を持ったオバサンがママチャリで「車ください」と入って来たのだから、向こうも相当引いたに違いない。オマケに客(私)は車の知識ゼロ。私は、よくわからないながらも、何とか車を買った。そして人生が変わった。生まれた時から駅にも店にも近い生活をし、車など欲しいとも必要とも思っていなかった。そんな私が「免許を取ろう車を買おう」と切に思ったキッカケは、初代のプレさんチャッピーちゃんに大きな怪我をさせてしまった事だった。夜遅く、あの時、車があれば、すぐに病院にかつぎこむ事ができた。その事件がなかったら、今も日々 電車を乗り継いでいただろう。チャッピーちゃんのおかげで、生活が変わった。行動範囲が爆発的に拡がり人生も変わった。チャッピーちゃん ありがとね。人生を変えるキッカケはプレさんがくれた。
⬇長く乗った初代の愛車。まもなく二代目にバトンを渡す。地球３周以上まわったよ。
本当によく走ってくれた。ありがとう ありがとう。
